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2020年今年のお月見・仲秋の名月は、まだ終わってない!

2020年今年の中秋の名月はまだ終わってない

去年2019年(令和元年)は9月13日、一昨年2018年(平成31年)は9月24日が、お月見、仲秋(中秋)の名月でした。

だいたい、9月の中旬頃、遅くても秋分の日の頃に、仲秋の名月があると覚えていらっしゃる方が多いかと思います。

となると、今年2020年(令和2年)のお月見・仲秋の名月(中秋の名月)は、もう終わってしまった?もうそろそろかな?、いつなの??という疑問が出てきます。

実は、今年2020年の仲秋の名月は、まだ終わっていません。

今年2020年の仲秋の名月は?

今年2020年(令和2年)の仲秋の名月は、10月1日(木)です。例年より、遅い仲秋の名月ですね。

しかも、今年の仲秋の名月は、満月ではありません。仲秋の名月=満月・十五夜と考えがちですが、今年は、十四夜の月が、仲秋の名月(中秋の名月)です。

なぜ中秋の名月と十五夜はずれいやすい?

仲秋の名月の決め方

仲秋の名月とは、旧暦(天保暦)八月十五日にあたります。

現在、正式に旧暦を発表する機関はありませんが、かつての法則と同様に太陽と月の動きを元にして旧暦を計算することは可能です。具体的には「秋分日(太陽が秋分点を通過する日)以前の、一番近い朔(新月)の日を1日目(旧暦八月一日)として、15日目を中秋とする」と決められます。

このようにして旧暦のルールに基づいて決めると、現在の暦からおよそ1か月遅れになり、仲秋の名月は9月になることが多いのです。しかし2020年の場合、秋分日は9月22日、直前の朔の日(1日)は9月17日ですので、15日目(14日後)の10月1日が中秋となります。

十五夜・満月と仲秋の名月・旧暦8月15日がずれやすい理由

「十五夜」というのは「新月の日を1日目としたときの15日目の夜」ということですが、この日に満月になるとは限りません。

ある日付が「満月の日」というのは、その日のうちに「月が望、つまり地球から見てちょうど太陽の反対方向を通る瞬間を迎える」ことを意味します。「新月の日」も「月がちょうど太陽と同じ方向を通る瞬間(朔)」を含む日です。

新月から新月まで(月の朔望周期)は約29.5日なので、新月から満月までは平均すると約14.8日ということになります。たとえば「1日の23時に朔」だとすると、十五夜は(14日後の)15日となりますが、望は平均的には14.8日後の「16日18時ごろ」なので満月の日は16日になり、1日ずれるわけです。

更に、月の軌道が楕円であることなど様々な理由で、朔から望までの期間が14.8日からずれることもあります。こうした複合的な理由から、十五夜と満月の日は一致しないことが多くなるのです。

このように月を基にして求められていたのが旧暦・太陰暦で、かつては世界の多くの国々で使っていました。しかし、このようにずれが発生しやすく、世界の多くの国々はズレが発生しにくい太陽の動きを基にして計算される太陽暦へと切り替えていくことになります。

とはいえ「秋の真ん中」は八月十五日なので、たとえ満月とずれていても十五夜こそが仲秋の名月(中秋の名月)。
もちろん他の日の月も美しいのですが、とくにこの日には名月を眺めたいものですね。

今後10年間の中秋の名月は?

2021年から2023年は中秋の名月(旧暦8月15日)と満月の日付が一致し、それ以降の年は仲秋の名月が1日か2日早くなります(その次に中秋の名月(旧暦8月15日)と満月の日付が日付が一致するのは2030年です)。

中秋の名月満月
2020年(令和2年)10月 1日10月 2日
2021年(令和3年)9月21日9月21日
2022年(令和4年)9月10日9月10日
2023年(令和5年)9月29日9月29日
2024年(令和6年)9月17日9月18日
2025年(令和7年)10月 6日10月 7日
2026年(令和8年)9月25日9月27日
2027年(令和9年)9月15日9月16日
2028年(令和10年)10月 3日10月 4日
2029年(令和11年)9月22日9月23日
2030年(令和12年)9月12日9月12日

 

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