注目キーワード

トランプ氏コロナで緊急入院!実は既に重症化?!投与薬は重症患者用!

2020年10月2日、アメリカ米国トランプ大統領(74歳)とメラニア夫人(50歳)が、自身らが新型コロナウイルス検査で陽性になったことを明らかにしました。

翌10月3日には、トランプ大統領は、容体が一晩で急変し、入院しました。そして、トランプ大統領に投与された薬が発表されましたが、その薬は、「日本では原則、重症患者に投与する薬」「アメリカでも重症患者への緊急使用として承認された薬」であることに心配が広がっています。

一晩で病状が急変しトランプ大統領の入院した病院がどこなのか?、現在の症状について、投与される薬が何なのか?について、調べまとめました。

トランプ大統領夫妻のコロナウィルス感染の症状は?

トランプ大統領一晩で急変、入院へ

トランプ大統領夫妻は新型コロナウィルスの陽性反応は出たものの、発表時は軽症と発表していました。

新型コロナウイルス陽性・感染を発表時には、トランプ大統領自ら、Twitterでコロナウイルスへの感染・陽性、そして、隔離と治療のプロセスに入ること表明しています。
トランプ大統領の主治医もホワイトハウスを通じて声明を出し、「大統領夫妻の調子は今のところ良く、ホワイトハウスにとどまって回復に努める」と説明しています。そして、「自己隔離中も大統領の職務は継続できるだろう」と説明していました。

しかし、一晩で高熱が出るなど症状が悪化し、入院を決め、日本時間3日朝、ワシントン近郊のウォルター・リード米軍医療センターに緊急入院しました。

ワシントン・ポスト紙では「トランプ氏の健康状態は2日に悪化し、微熱、せき、鼻詰まりなどの症状が出た。病状は深刻ではないが、年齢や体質など危険因子を考慮した」と報道していて、多くのニュースは高熱と書き、ワシントンポストは微熱と書き、高熱と微熱では危険度が異なり、本当の状態が気になるところです。

大統領選を1カ月後に控え、現職大統領の入院という異例の事態となりました。

日本時間3日午前7時半前、ホワイトハウスを出発する際、紺色のマスク姿でカメラに親指を立てたり、手を振るなどしたものの、足取りはややいつもよりゆっくりしているように見えたとのことです。

その後、ヘリコプターでワシントン近郊にあるアメリカ軍の医療センターに到着した際は、操縦士に声をかける余裕も見せつつ、手すりにつかまりながら、降り立ちました

このように、トランプ大統領の病状が、かなり悪化していることがうかがえます。一晩でここまで悪化するとは、本当に怖いですね。

米ニューヨークの医師1000人で構成される組織「プロヘルス・ケア・アソシエイツ(ProHEALTH Care Associates)」で感染症部門を統括するダニエル・グリフィン(Daniel Griffin)氏はAFPに対し、トランプ氏が酸素吸入が必要になるほど重症化する確率は20%程度との見方を示しています。

今後、トランプ大統領は、一晩で症状が悪化し高熱が出るなどしたため、開発中で未承認の薬の投与と入院で治療を進めていくということです。

執務はウォルター・リード病院の大統領執務室で続けるとしています。まだ、執務を行えるだけの状態にあることには、少し安心ですね。

 

入院に先立ちトランプだ大統領は、自身のツイッターにメッセージ動画を投稿しました。

トランプ大統領は「皆さんの多大な支援に感謝したい。本当にありがとう。そして感謝は忘れません。ありがとう」と動画の中で話しています。

大統領は「確実に治したい」と話していますが、周辺では、重篤化を懸念する声もあがっているということで、一気に緊張が高まっています。

以下は、トランプ大統領夫妻がコロナウィルス陽性を発表したときのTwitterツイッター等で、当時は、症状が本当に軽症だったことがわかります。

「今夜、メラニアと私は新型コロナウイルスの検査で陽性となった。隔離と治療のプロセスをただちに始める。私たちは、ともにこれを乗り越えていく」

トランプ大統領の主治医はホワイトハウスを通じて声明を出し、「大統領夫妻の調子は今のところ良く、ホワイトハウスにとどまって回復に努める」と説明しています。そして、「自己隔離中も大統領の職務は継続できるだろう」とも説明しています。

トランプ大統領は、感染を明らかにする4時間近く前、FOXニュースの生放送の番組に電話出演していましたが、声の調子などに特段変わった点は見られなかったという報告もあります。

トランプ大統領と同様に陽性の結果が出たメラニア夫人はツイッターに投稿し、「大勢のアメリカ人が行ったように、大統領と私は、新型コロナウイルスの検査で陽性が確認された後、家で隔離に入っている。私たちの体調はよい。私は今後の行事をすべて延期した」として、大統領と自身の体調に問題はないとしています。

ということで、現在は、トランプ大統領とメラニア夫人ともに、症状は軽症で、早期回復の可能性はあります。しかし、今後、74歳という高齢の上、肥満気味とされるトランプ大統領は重症化も懸念されます。米ニューヨークの医師1000人で構成される組織「プロヘルス・ケア・アソシエイツ(ProHEALTH Care Associates)」で感染症部門を統括するダニエル・グリフィン(Daniel Griffin)氏はAFPに対し、トランプ氏が酸素吸入が必要になるほど重症化する確率は20%程度との見方を示しています。

トランプ大統領が入院後にツイッターを投稿

トランプ大統領は2日深夜(日本時間の3日昼すぎ)、ツイッターに、「どうやら良好だ!皆さんに感謝している」と投稿し、経過が良好だとアピールしました。

トランプ大統領が軍の病院に入院して以降、ツイッターに投稿したのは初めてで、ツイッターに投稿できるだけ元気ということで、安心した関係者も多いことでしょう。

 

トランプ大統領が治療を受ける薬は何?副作用は?

トランプ大統領は、開発中で観主任の薬で治療を受けると言うことで、効果や後遺症などが心配です。薬の詳細について調べてみました。

当初は、トランプ大統領が投与を受ける受ける薬は、アメリカの製薬会社「リジェネロン」社が開発している抗体医薬と発表されていました。先月発表された初期の臨床試験の結果では、ウイルス量の減少や症状が軽くなるまでの期間が短縮される効果がみられたとしています。

10月3日の主治医の声明では、トランプ大統領に抗ウイルス薬の米製薬ギリアド・サイエンシズ社の「レムデシビル」を投与したと明らかにしました。そして、「今のところトランプ大統領の症状はとても良好だとしていて、酸素吸入も必要ない状態だ」と話しています。

 

しかし、「レムデシビル」は、日本では原則、重症患者に投与することになっています。アメリカでも、「レムデシビル」は、2020年5月1日に新型コロナウイルスの重症患者への緊急使用を承認しています。トランプ大統領の本当の容態が心配なところです。また、「レムデシビル」は、吐き気や呼吸不全の悪化や肝機能低下などの副作用も報告されており、心配が重なります。

新型コロナウイルスの軽症患者の効果が期待されているのが、飲み薬の「アビガン」が期待されています。今回、トランプ大統領に投与された薬が、軽症患者用の「アビガン」でなく重症患者用の「レムデシビル」ということに心配が広がるばかりです。

日テレNEWS24

新型コロナウイルスの初めての治療薬として「レムデシビル」が、5月7日、異例のスピードで承認されました。この薬の効果とはど…

トランプ大統領の感染経路は?

トランプ大統領の感染経路は側近の可能性が大!

トランプ大統領夫妻は10月1日、側近のホープ・ヒックス大統領顧問が新型コロナ検査(PCR検査)で陽性だったことを受け、「隔離プロセス」に入るとともに検査を受けた結果、陽性であることが判明しました。

側近のホープ・ヒックス大統領顧問から、感染した可能性が高いです。

トランプ大統領はこのところ、連日のように激戦州を回って選挙集会を開き、側近のヒックス氏もしばしば同行していました。大統領報道担当官は1日、米メディアへの声明で「大統領は自身や全スタッフ、そして米国民の健康と安全を真剣に考えている」と説明しましたが、トランプ大統領が公の場でマスクを着用することはほとんどなく、屋内で集会を開くこともあるため、専門家から心配懸の声も上がっていました。

感染経路となってしまったホープ・ヒックス大統領顧問とは?

ホープ・ヒックス氏はトランプ氏の長女、イバンカ氏のファッションブランドで広報を務めるなど、トランプ氏が大統領に就任する前から一族の仕事に携わっていました。

トランプ氏は、2016年の大統領選挙に向けてヒックス氏を自身の選挙陣営の報道官として起用し、翌年2017年、大統領に就任してからも側近として処遇し続けました。

ヒックス氏はまず2017年に、ホワイトハウスに新たに設けられた「戦略広報部長」という役職に就き、その後2017年から2018年にかけて、ホワイトハウスの広報部長を務めます。

一端、政権の役職を離れたものの、今年3月から大統領の顧問としてホワイトハウスに戻り、主にイバンカ氏や娘婿のクシュナー氏の広報戦略などに関わってきました。

来月の大統領選挙に向けてトランプ大統領の遊説に同行することも多く、今週、オハイオ州で行われた大統領選挙の候補者によるテレビ討論会や、翌日、ミネソタ州で行われた集会にも同行し、大統領専用機にも同乗するなど、特に最近は、トランプ大統領の側にいることの多い人物となっていました。

アメリカ大統領選への影響は?

トランプ大統領、隔離へ

新型コロナで陽性の場合、アメリカでも、通常は14日間の隔離下に置かれることになります。10月2日、ホワイトハウスは、トランプ大統領の同日の予定を全面的に見直し、ワシントン市内での選挙集会や、フロリダ州遊説などの日程を取りやめました。大統領選挙までおよそ1か月となる中で、当面の間は選挙運動がオンラインや電話で参加できるものに限られることになると見られます。
トランプ氏は民主党候補のバイデン前副大統領との第2回討論会を間近の10月15日に控えていますが、参加できるかどうか不透明な状態です。

今後のアメリカ大統領選挙の日程及び影響

本選

民主党と共和党のそれぞれから大統領候補指名を受けた人で争われる本選が既に始まり、最終盤のアメリカ大統領選に突入しています。

2020年9月29日(火) 実施済み
第1回大統領候補討論会(Presidential Debate)
オハイオ州クリーブランド ケース・ウエスタン・リザーブ大学
モデレーター:FOX ニュース司会者クリス・ウォレス氏
case.edu/2020-debate/

2020年10月7日(水) 実施までに1週間もない状態で、参加不可は確実
副大統領候補討論会(Vice Presidential Debate)
ユタ州ソルトレイクシティ ユタ大学
debate2020.utah.edu

2020年10月15日(木) 参加・実施は難しいか?、ギリギリのタイミングで参加の可能性あり。または、リモートによる討論会が実施される可能性あり。
第2回大統領候補討論会
フロリダ州マイアミ Adrienne Arsht Center for the Performing Arts
www.arshtcenter.org

2020年10月22日(木) 順調に回復していれば、参加
第3回大統領候補討論会
テネシー州ナッシュビル ベルモント大学
belmontdebate2020.com

2020年11月3日(火)
アメリカ大統領選挙投票日
※アメリカの大統領を決める選挙の投開票日は、11月の最初の月曜日の翌日の火曜日と決まっています。2020年は11月3日がその日にあたります。

2020年11月4日(水)未明?
アメリカ大統領選挙投票結果判明
選挙投票結果がわかるのはたいてい東海岸時間の翌日未明ですが、
米連邦選挙管理委員会(Federal Election Commission)のコミッショナー、エレン・ワイントローブ氏は CNN の番組で、パンデミックで投票方法が変更し、郵便システムが影響を受けている状況を考慮すると、選挙結果が判明するまでに1週間またはそれ以上かかる可能性があると述べています。

2021年1月20日(水)
大統領就任式
大統領就任式の日(The Inauguration Day)

このように、既に本選が開始され次の日程が迫った中で、そして、どれも欠くことのできない予定での中での、トランプ大統領の新型コロナウィルス感染・陽性は、最終盤のアメリカ大統領選に大打撃で、今後の支持率、そして選挙に大きく影響する可能性があります。

トランプ大統領に万が一のことが起こった場合どうなる?

万が一、トランプ大統領が職務を行うことができなくなった場合や新型コロナウイルスが重症化し死亡に至った場合は憲法の規定に基づいて、ペンス副大統領が職務を代行します。

現在、ホワイトハウスのアリッサ・ファラー報道部長は、トランプ氏は大統領権限をマイク・ペンス副大統領に委譲していないと説明。「指揮しているのは大統領だ」と説明しています。

ただトランプ大統領は検査を受けていることなどを理由に、感染予防のためのマスクを着用することがほとんどなく、メラニア夫人やヒックス氏だけでなくペンス副大統領など大統領の周辺にも感染が拡大しているおそれもあると心配されていました。

大統領の感染を受けて大統領と接触した可能性がある政権幹部らは相次いで検査を受けましたが、これまでのところ、マイク・ペンス副大統領、ポンペイオ国務長官、バー司法長官、それに、ホワイトハウスの高官を務めるトランプ大統領の娘と娘婿のクシュナー夫妻の陰性が確認されています。とりあえず、政権内の感染は無かったようで、一安心です。

仮に政権内で感染が拡大すれば、新型コロナウイルスによる死者が20万人を超えるなど政府の対応が求められる中、政権運営に影響が出る事態も想定されます。

トラン大統領のコロナウィルス感染の日本・世界各国への影響

10月2日はトランプ大統領感染が報じられただけで日本株式市場は大混乱

10月1日は終日取引を停止していた東京証券取引所が売買を再開。

しかし、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したとの報道を受けて株価は急落しました。

10月1日の東証のシステム障害から一夜明け、2日午前9時から売買が再開されると、証券会社では取引停止の影響で、売買注文の訂正などが相次ぎました。日経平均株価は前日のアメリカ・ニューヨーク市場の上昇などを受け、午前中はプラスで推移するなど、売買停止の影響自体は限定的でした。

ところが、トランプ大統領の感染が報じられると、日経平均株価は値幅にして300円近く急落!!結局155円安で取引を終えています。

トランプ大統領のコロナ陽性の一報が入った途端、米国株(NYダウ)の先物は500ドル余り急落、リスクオフの円高が進むとともに、日経平均株価も急落し、国債が買われ金利が低下しました。
更に、安全資産である金の価格が急上昇しており、まさに「有事」を思わせる状況となりました。

三井住友銀行の森谷亨チーフ・マーケット・エコノミストは「大統領選に向けて、不透明感がさらに増してきた。いったんマーケットはリスクオフになるだろう」と語っています。

トランプ大統領の新型コロナウイルス陽性・感染は、金融市場にとっても歴史的なオクトーバーサプライズ(本選挙投票の1か月前の10月に選挙戦に大きな影響を与える出来事)と言え、世界各国の経済・世界経済への影響も心配です。

あわせて読みたい

9月には、Google、Amazon、Appleへサービスへの接続停止が、次々と発生しました。今度10月1日は、日本取引所グループの東京証券取引所(東証)で上場している全銘柄が取引できないという通信障害が発生しました。これに伴い、他の証券所[…]

10月2日はニューヨーク市場も下落

10月2日のニューヨーク株式市場は、トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したことを受けて株価は値下がりして取り引きが始まりました。

アメリカ東部時間の2日未明に、トランプ大統領とメラニア夫人が新型コロナウイルスに感染したと伝わったことを受け、取り引き開始直後は400ドルを超える値下がりになりました。

アメリカでも、トランプ大統領のコロナウィルス感染を受け、ニューヨーク市場が大混乱となりました。

週明け10月5日は世界で大混乱の可能性!

10月2日はトランプ大統領感染が報じられただけで日本株式市場は大混乱となりました。

週明け10月5日(月)は、市場がオープン次第、更なるリスクオフへ進む可能性があります。

トランプ大統領夫妻、コロナウィルス陽性のまとめ

アメリカ大統領選挙本選が始まり最終盤のアメリカ大統領選、大統領選が約1カ月後に迫る中、トランプ大統領の新型コロナウイルス感染は、得意の大規模集会開催が当面難しくなり、再選戦略は大きな打撃を受けることになるでしょう。
トランプ大統領が新型コロナウイルス陽性。感染を発表したときには軽症とされていたのが、一晩で高熱などで緊急入院と急変、新型コロナウイルスの怖さを改めて感じるばかりです。

今後、新型コロナウイルス感染により選挙活動が制限されることは、トランプ大統領にとって、かなりの痛手・大打撃でしょう。
しかし、それを乗り越え、頑張ってもらいたいと思うばかりです。

トランプ大統領夫妻の早期回復を願っております!

新型コロナウイルスに感染した各国首脳や政府関係者

これまでに世界各国では、イギリスやブラジルの首脳のほか、政府関係者などが新型コロナウイルスに感染しています。

  • 2020年2月、イラン、エブテカール副大統領
  • 2020年3月、イギリスのジョンソン首相
    ジョンソン首相は翌月、容体が悪化し、一時、集中治療室で処置を受けました。
  • 2020年3月、カナダとスペインで首相夫人の感染も確認
  • 2020年5月、ロシア、ミシュスチン首相
  • 2020年7月、旧ソビエト・ベラルーシのルカシェンコ大統領
  • 2020年7月、ブラジル、ボルソナロ大統領
    ブラジルでは8月までに、閣僚の3分の1に当たる8人の感染が確認されました。
  • 2020年9月、フランス、メール経済相
  • 2020年9月、日本、高鳥修一衆議院議員(自民党)
広告