2018年10月7日(日)より、新生銀行が、酷い改悪を行いました。
2018年10月6日(土)までは、新生銀行のATM手数料は入金も出金も無条件で何回でも無料でした。無制限で何度でもATMを使えて大変便利でした。
しかし、改悪となり、会員プログラムの会員ランクに応じた手数料に改定されます。
毎月の取引・残高に応じて優遇サービスを受けられる新生総合口座パワーフレックス「新生ステップアッププログラム」の3つのステージのうち、無条件で誰でもなれる新生スタンダードが有料化します。
新生銀行の旧総合口座、債券総合口座、債券保護預かり口座の方も、提携ATMの出金手数料は一回あたり一律100円(税抜)となります。
新生スタンダードの場合は月1回は無料という猶予もなく、1回目から手数料が発生します。
2018年10月7日(日)以降も、新生ゴールドか新生プラチナ会員になれば、無制限でATM手数料が無料になります。
しかしながら、新生ゴールドや新生プラチナ会員の条件は、超絶に厳しい物となり、手の届かない物となりました。従って、金持ちで無い限り新生銀行を利用する価値がなくなりました。
新生ゴールドの条件
下記いずれか1つの条件を満たすと「新生ゴールド」となります。
- 預け入れ総資産の月間平均残高が200万円以上
- 所定の投資商品の月間平均残高が30万円以上
- 円普通預金・パワー預金・2週間満期預金の月間平均残高の合計が100万円以上
- プリペイドカードGAICA(Flex機能付き)へ所定の金額(※)をチャージ
- 新生銀行スマートカードローンのお借り入れ月間平均残高が100万円以上
- 投資信託の積み立てを月5,000円以上(申込手数料0円の投信も対象)
- 外貨預金の積み立てを月1万円以上
- 新生アプラスゴールドカードの利用(引き落とし金額が1円以上)
- 新生銀行スマートカードローン プラスの20日時点の借り入れ残高が1円以上
- 新生銀行カードローン レイクの20日時点の借り入れ残高が1円以上
- 日本円で10,000円以上、または、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルいずれかの通貨で80基本通貨以上
※新生ゴールドが適用されるとATMの出金手数料が無限に無料となり、かつ他行宛振込手数料が月5回まで無料となります。6回目以降は1回あたり206円です。
その他、円定期預金の金利優遇、外貨の為替手数料の優遇もあります。
新生プラチナの条件
下記いずれか1つの条件を満たすと「新生プラチナ」となります。
- 預け入れ総資産の月間平均残高が2,000万円以上
- 所定の投資商品の月間平均残高が300万円以上
- 新生パワートラスト(金銭信託)の残高合計が1,000万円以上
- ラグジュアリーカードの利用
- パワースマート住宅ローンの利用
※プラチナだと他行宛振込手数料は月10回まで無料となります。11回目以降は1回あたり103円です。
ATM手数料は無制限で無料です。
上記の通り、新生ゴールドや新生プラチナ会員の条件は、超絶に厳しい物となり、手の届かない物となりました。新生スタンダードは、入金でさえ手数料が発生する始末。
従って、金持ちで無い限り新生銀行を利用する価値がなくなりました。非常に残念な改悪です!!