2020年10月7日、株式会社バッファローによって、ネットワークレコーダ「nasne(ナスネ)」の販売復活が発表されました。
nasne(ナスネ)は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)によって、2012年に発売され2019年までに販売された、3波チューナとHDDを搭載したネットワークレコーダ。ユーザーも多く、販売終了後に継続販売を求める声が多かったことから、バッファローがSIEの協力のもと、販売復活・再販していくこととなりました。
nasne(ナスネ)とは?
「nasne(ナスネ)」とは、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)によって、2012年に発売され2019年までの7年間販売されていた、3波チューナとHDDを搭載したネットワークレコーダです。
「nasne(ナスネ)」は、地上/BS/110度CSデジタル放送のレコーダーとして動作するほか、NASとしても利用できる製品。保存したテレビ番組などを、PlayStation製品やスマートフォン、タブレット、PCなど、様々な機器から再生できました。高速かつ快適な動作で再生や予約録画ができるアプリ「torne(トルネ)」も特徴でした。
ソニーは、アナログ地上波時代には、ワイヤレスTVチューナーとして「ロケーションフリーLocationFree」を発売していました。ワイヤレスTVチューナーの先駆者でした。
デジタル地上波時代になり、「nasne(ナスネ)」を発売、
2012年発売の「nasne(ナスネ)」初代機(CECH-ZNR1J)は500GBのHDD容量、出荷・販売終了時の機種(CUHJ-15004)は1TB HDDを内蔵したモデルでした。
販売復活・再販モデルでは、2TBのHDD容量などの容量増加モデルも出てくるのではと予想できます。
販売復活・再販の背景には、ユーザーも多く販売終了後に継続販売を求める声が多かっただけでなく、コロナ禍のステイホームで家族全員が自宅にいる時間が増えテレビのチャンネルの取り合いになるという方が増え更なる需要を、バッファローは考えたのではと思います。
nasne(ナスネ)が可能にすること
- コロナ禍で在宅勤務・テレワークが増えて、自分専用のテレビが欲しいけれど置く場所がないという方でも、省スペースで自分専用のTVが設置可能
- コロナ禍で家族全員が自宅にいる時間が増え、テレビのチャンネルの取り合いになるという方でも、家族からリビングのTVをとられても、自分は、寝室や居間など別の部屋で、 Windows PC、Mac PC、Androidのスマートフォン・タブレット、iPhone/iPad、Kindle Fire などを使ってTVを観ることが可能。
- お風呂でテレビが観たいという方は、防水のスマートフォン・iPhoneやタブレットならば、お風呂へも持ち込みOK。
- 外出先・出張先・旅行先・留学先・海外赴任先で、ネット環境(Wi-Fiや4G LTEなど)さえあれば、家ぢゅう、日本中、いや世界中、どこでも地上/BS/110° CS放送をリアルタイム、録画番組が視聴可能。 リモート視聴で 、出張先・旅行先の他府県や海外からでもいつもの番組を観ることが可能。
新「nasne(ナスネ)」のバッファローの特設サイトは以下
バッファロー は、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)協力のもと、「nasne(ナスネ)™」を継…
nasne(ナスネ)のライバル機種
nasne(ナスネ)のライバルとなる機種として、Panasonic「プライベート・ビエラVIERA」や「PIXELAのXit AirBox(サイト エアーボックス)」などが挙げられます。
どちらも、チューナーは省スペースでTV画面はワイヤレスでどこへでも持ち運ぶことができます。ただし、Panasonic「プライベート・ビエラVIERA」は専用画面で、自分でスマホやタブレットなどと選ぶことができず、値段も高価です。
TV画面が選べるということでは、PIXELAのXit AirBox(サイト エアーボックス)」が対抗機種となってくるかもしれません。
家のWiFi無線ルーターとアンテナ線をつなぐだけで、さまざまな端末がワイヤレステレビに。家ぢゅう、日本中、いや世界中、ネット環境さえあれば、どこでも地上/BS/110° CS放送をリアルタイム、録画番組が視聴できます。こんな方に[…]
nasne(ナスネ)販売復活のまとめ
nasne(ナスネ)の販売復活は、デジタル家電の周辺機器メーカーとして無線LANをはじめとするネットワーク製品やNASの開発の実績のあるバッファローによって行われることは、安定と新たな進化等も期待できますね。
nasne(ナスネ)の販売復活は、2021年春とまだまだ先ですが、楽しみですね!