G Suiteの共有ドライブ内の特定フォルダが共有可能に

2020年5月27日現在のG Suiteの共有ドライブ(旧:チームドライブ)は、共有ドライブ全体または個別ファイルのみの共有が可能で、共有ドライブ内の特定フォルダを共有することはできませんでした。そんな状態に、不便を感じていたユーザーも多かったと思います。

そんな中、Googleは、2020年5月26日(現地時間)、共有ドライブ内で特定フォルダを共有可能にするための新しいベータプログラムを発表しました(英文)。

今回発表されたベータプログラムでは、共有ドライブ内の特定のフォルダを共有対象に指定することが可能になり、共有ドライブを共有する全メンバーがアクセスできる共有ドライブと、共有ドライブの共有対象でないメンバーがアクセスできる特定のフォルダが設定可能になり、閲覧制限なども設定可能になります。

共有ドライブ内のフォルダは、管理者のみが共有設定ができ、アクセスレベルとして、Content manager(標準)、Contributor、Commenter、Viewerが設けられています。たとえば、CommenterがViewerになることはできないが、ViewerがCommenterかContributorに特定のファイル/フォルダを閲覧可能にするためにアクセスレベルを拡張するといったことは可能。ファイル/フォルダのアクセス許可がダウングレードされた場合、アクセス許可が引き継がれた単一または複数の親フォルダにも適用されることになります。

今回の共有ドライブ内の特定フォルダを共有可能にする新機能は、2020年9月1日から、すべてのG Suiteユーザーに対して管理者要件の適用が開始され、管理者がこの機能を利用可能にすることによって、利用可能になります。

2020年9月1日よりも早く利用したい場合は、管理者が、ベータプログラムに申し込むことによって、順次利用可能になります(Googleの発表ページ(英語)の下の方には、「Admins: Express interest in the folder sharing beta here. We’ll begin accepting domains into the program in the coming weeks.」と書かれていて、その文に貼られているリンクから申し込みフォームへ進み必要事項を記入し申し込むと、数週間以内に利用可能になるようです。筆者も、ベータプログラムに早速申し込んでみたので、ベータプログラムが利用可能になり次第、操作性などの詳細な情報を追記予定です。)。

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