警察官から職務質問されやすい人の特徴

職務質問とは?

職務質問(しょくむしつもん)とは、「警察官職務執行法第2条に基づき、警察官が異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者を停止させて質問することである。」とされています。「職質(しょくしつ)」や「バンかけ」とも呼ばれています。

一方で、国民の権利を侵害しない様、無制限な職務質問の乱発・濫用を防ぐ目的で、活用は必要最小限に留めるように定められています。

職務質問されやすい人の特徴とは?

何もしてないのに職務質問をよく受ける人と受けない人っていますよね。明らかに怪しい行動をしていたならともかく、街を歩いていただけなのになぜ自分が…?その驚きの理由は・・・・。
驚きの理由は、服装にあるようです。
警察も、怪しそうな人を優先的に声をかけていますが、それ以外に服装や持ち物なども大きく関係しているようです。

2008年、東京都千代田区で起きた秋葉原通り魔事件以降、「迷彩柄の服装に大きなバッグを所持している者」は職務質問のターゲットとなっています。このような服装で少しでも怪しそうであれば職務質問するように徹底されています。

警視庁の自動車警ら隊に所属していた警察官によると「基本的には、挙動が不審な人に行ないます。たとえば、警察官と目が合った瞬間に視線を逸らす人、方向を変えてしまう人などです。大体は、身なりや目の動きで判断します」とのこと。

そして、職務質問のターゲットとなりやすい身体的特徴は、「長髪または金髪の人」。このような人はまともな職業人ではないと推測、「痩せている人」は薬物常用の疑い。長髪や金髪で頬がこけているミュージシャン風の人は正にそれというわけです。

「上下の服の季節感がバラバラ」という人も薬物常用の疑いがあるため、職務質問のターゲットとなります。

このほか「目深な帽子とマスク」は窃盗の疑い、「迷彩柄の服とアクセサリー」は武器など危険物所持の疑い、「大きなバッグ」は危険物所持&住居侵入の疑いがあるため、職務質問される確率が高いです。

自動車の場合「高級車なのに汚い」など、だらしがない車両は職務質問の対象になりやすいらしいです。薬物常用などで心が乱れていると嫌疑がかけられるからです。また、自分の車ではないため愛着がなく汚したままにしたり、整備に出せないなどの理由から窃盗車両の疑いも出てきます。

今後更に強化される職務質問

2020年のオリンピックに向け、今後さらに職務質問は強化されていきます。職務質問をされて気分がいいという人はいないでしょう。よほどのこだわりがなければ、ターゲットにならないような見た目にするのが懸命でしょう!

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