6月に大阪で大地震、7月に西日本で豪雨と災害続きの日本ですが、それに乗じて、詐欺を働こうとする者も現れており、本当に悲しくて仕方がありません。
残念ながら、7月の西日本豪雨災害の支援を募るYahooを語る偽募金サイトも既に出現していますので注意して下さい。
本物サイトと偽物サイトの違い
左が本物、右が偽物のサイトです。(画像をクリックすれば、大きな画像が現れます。)
ぱっと見では、見分けがつきません。
決め手はURLのドメインの違いですが、下に示す通り巧妙で、注意が必要です。
ドメインの違い
本物 docs-donation.yahoo.co.jp
偽物 yahoo-donation.com
また、本物サイトは、URLの左端が「https://~」か「保護された通信」と表示されています。
一方で偽物のサイトは、「http://~」か「!(○の中に!マーク)」と表示されているか何も表示されてない可能性があります。(これらの表示の違いは、お使いのブラウザによって異なります)
この違いは、サイトがSSLで暗号化されているか暗号化されていないの違いで、現在の偽物サイトは暗号化していません。しかしながら、サイトの暗号化は、難しい技術でもないし、サーバーによっては無料で行えるなどから、今後は、偽物サイトも暗号化してくる可能性があるので注意が必要です。
URLのドメイン以外の違い
本物サイトは、クレジットカードとTポイントでの募金が可能、
偽物サイトは、クレジットカードとWebMoneyでの募金が可能(トップページには、「クレジットカードは100円から、Tポイント1ポイントから寄付できます」と本物サイトと同様のことを表記)
となっています。
募金は自らすすんで送金し、その後フォローすることは少ないでしょうから一般的な金銭詐取より、詐欺被害に遭ったことに気づきにくいと考えられます。
被災者の皆様だけでなく、支援される皆様の気持ちをも踏みにじる巧妙で悪質きわまりない行為と言え、許せないですね!!
詐欺に遭わないための予防策
怪しいサイトは、検索して確かめることが被害に遭わないための基本です。
実際に「yahoo-donation.com 詐欺」と入力して検索すると、
偽サイトという言葉を含む見出しのページがズラリと多数表示されます。
少なくとも、寄付や送金に関わる時には、
「”該当URL” ”詐欺”」で検索する念入りさが不可欠なのかも知れません。
みなさんも、ご注意下さい!